冬瓜

散歩道の脇の、目に付くあたりに冬瓜がぶら下がっている。

まだ青み勝ちで、白い毛が透けて見える。

ふと、むかし見上げた父のごま塩の不精髭を思い浮かべた。

取り入れた冬瓜は村祭りの頃まで玄関の日当りに転がっていたものだ。

                      冬瓜や見上げし父の白き髭

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